こんばんは院長の柳沢です。
今回は、新薬の話題です。 4月よりニキビの新薬“ベピオゲル”が登場しました。 この新薬は、ニキビの原因である毛穴のつまりを解消し、アクネ菌を殺菌できるというスグレモノです。今までは殺菌には抗生剤を使用していました。抗生剤は、耐性菌を招いてしまうという心配もありましたが、このべピオゲルは主成分の過酸化ベンゾイルによりアクネ菌を退治し、耐性菌を作ることはありません。おまけに保険で処方できるので、ニキビでお悩みの方には朗報かと思います。
早速、メーカーの方にお越しいただき勉強会を実施しました。 ニキビで悩むスタッフもおり、熱心に聞き入り、細かいことも質問していました。
日本ではニキビ治療が遅れていると言われていましたが、それはこの過酸化ベンゾイルの処方がほとんど無かった為です。美容皮膚科でニキビ治療は大事な内容です。べピオゲルの登場で欧米のニキビ治療に足並みをそろえることになり、ニキビ治療が一歩前進したと思います。 先日のセミナーでもこのべピオゲルの新薬は、話題にもなり全国での期待も高まっています。今後処方し、患者様の改善度をしっかり見ていきたいと思います。