こんにちは院長の柳沢です。
今年は大阪で開かれた美容皮膚科学会に参加してきました。
数多くの発表や諸先生方のご意見も多く聞け、学会参加は非常に大切と思っています。
久しぶりに会う先生もいらっしゃるので個人的にも楽しい時間が過ごせます。
今年のトピックはピコレーザーの登場ですね。
現在、シミやあざを治療するのはQスイッチレーザーでナノセカンドで照射します。
何言っているのかわかりませんよね(笑
1秒の1000分の1が ミリセカンド
1秒の1000000分の1が マイクロセカンド
1秒の1000000000分の1が ナノセカンド
1秒の1000000000000分の1が ピコセカンド
になります。
1秒で光の速さは地球を7周半しますが、1ピコセカンドだと光でさえ1mmも移動できないのです!
ピコレーザーとは名前の通りピコの単位でレーザーを照射する機械なのです。それだけ瞬間的にしかレーザーを照射しません。より瞬間的に治療した方が周りに対する侵襲も少なく、効果が高まるのです。
そのような機械でのシミ治療やタトゥー治療の発表があり今後の治療に大きく貢献できる機器だと感じました。(ただし時には現在のナノセカンドの治療器の方がいい場合もあります。)
まだ、出たてホヤホヤの機械で家が一軒買えるくらいの金額がします。今後、徐々に価格も下がり普及してくるとは思いますので、状況を見てアイメディでの導入も検討したいなあと思います。